2009年3月20日金曜日

音楽で語るコジプロの世界 その参

 今回はメタルギアから離れて、一風変わったロボットアクションゲーム、ANUBIS ZONE OF THE ENDERSからのチョイスです。
 このゲーム、ただのロボットアクションではないんです。コンセプトはゲームとアニメの融合。ロボットアニメにでてくるようなロボットを操れちゃうんです。簡単な操作で派手なアクションが繰り出せて、雑魚敵は一撃でなぎ払う事ができます。撃つ、斬る、掴む、投げるのアクションを組み合わせれば、敵を盾にしたり、その敵を別の敵にぶつけて壊したりもできます。
 ストーリーはロボットアニメによくある”偶然乗り込んだ”ことから始まります。前作の続編ですが、この作品からはじめても十分楽しめます。以下あらすじ。

 22世紀。人類は人口問題や環境問題のために生活空間を宇宙まで拡大させていた。重力中和点にはスペースコロニーが作られ、火星にも入植した。資源調達のため木星圏にも進出した人類はそこで子を産み、育て、そして死んでいった…。火星より遠い場所に住む人々は『エンダーズ(田舎者)』と呼ばれ差別されていた。火星人類は、低重力下で育ったが故の低筋力が地球人類に対する劣等感を生み、両者の間に溝を作っていった。植民地である火星は地球人類による監視や弾圧が続き、反地球思想の強いバシリアカウンティは軍事組織バフラムを組織。一騎当千の新型兵器オービタルフレームを投入し、地球の物量に対抗しようとしていた。
<<前作のストーリーを挿む>>
 木星の衛星カリストで採掘工をしていたディンゴ・イーグリッドは突然の戦闘によりやむなく、前作の主人公により隠されていたオービタルフレーム、ジェフティに乗り込む。

 前作のお話は映像で収録されています。前作もやってみたいのですが、公式ではもう販売していないようで、出回っている中古か小売店の在庫しかないようです。(このアヌビスも売っている店は非常に少ない。僕はネットで買った。)
 さて、今回ご紹介するのはアヌビスのテーマソングである、「Beyond the Bounds」です。
 この曲は、一部では隠れた名曲とも言われていて、ニコニコ動画でも結構な人気があります。特徴は”何歌ってんだか分かんない歌詞(笑)”で、フィンランド語をもとにした造語によって、エジプト神話の呪文をモチーフにしています。テンポの良いリズムとこの歌詞が妙に頭に残るのも人気の理由かもしれませんね。
 動画はゲームのトレーラー映像です。相変わらず凄まじくハイクオリティな編集のコジプロです。
 ではどうぞ、「Beyond the Bounds」。

歌詞とその訳はこちらに。
曲だけを聴きたい方はこちらで。

 一部報道ではPS3で新作を製作中とありますが、公式からのアナウンスは一切なし。
これの続編を大々的に売り出したら結構売れるんじゃないですかね。正直、ガ○ダムのゲームよりはよくできてると思います(笑)。

2 件のコメント:

  1. ハイクオリティなトレイラーですね。
    見ていて感じたのはグリーン・ブルーの美しさ。
    映像全体でこの2色が使われているシーンが多いのですが、まとまりがよく、オービタルフレームでの血管のようなエメラルドグリーンは特徴的な使い方をしていると思います。

    アニメのクオリティたやたら高いw
    同じ世界観のテレビアニメもやってたみたいですね。


    Beyond the Boundsが世界観とかなりマッチしていて、これの評価の高さもうなずけます。

    PS3での新作が発売さればさらにクオリティも向上するはず・・・、ぜひ期待したいですね!

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  2. 主人公機ジェフティ、ライバル機アヌビス、超兵器アーマーンは全てエジプト神話からきているようです。
    ジェフティは別名トート。書記と学術の守護神とされ、文字の発明者とされています。
    一方、アヌビスは冥界の神。死者の罪を量る役目を担っています。
    アーマーンは罪深き死者の心臓を喰らう珍獣。心臓を喰われた死者は二度と転生できない。鎖で繋がないとこの世の全ての動物の肉を食い尽くしてしまう。

    Beyond the Boundsの歌詞がエジプト神話をもとにしたのはこれらの設定がもとになっているようです。

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