2009年4月26日日曜日

四月下旬、函館は雪です。

びっくりしましたよ。雪です、雪。
もう5月近いのに…。
今日スーパーに買い物に出かけたら雨が降っていたのですが、道路を行き交う自動車の屋根には白いものが積もっていて一瞬なんだか分かりませんでした。
スーパーからの帰り道、雨は少し白く重い固まりになっていました。

昼食を済ませ、昼寝から目覚めると道はうっすらと白のベールに覆われていました。
明日の朝大変そう…。





昨日は新入生向けの函館案内ツアーに参加したのですが、そのことは次回書きたいと思います。

2009年4月20日月曜日

Stay Alone Competence 〜ひとり暮らしする力〜

こんばんは。
今回は、写真を用意したのでそれを紹介したいと思います。

まずは、今日の午後の大学から見た函館の写真です。
たぶん、これを見ればどこの大学か函館の人なら分かるかと思います。
僕の通っている大学は山の中にあり、特徴的なガラス張りのキャンパスから晴れている日ならこのように函館山や家々が見渡せます。
パノラマ撮影ができればもっと景色を楽しめるのですが、講義の合間に撮ったので時間的余裕がありませんでした。
なんかハングライダーの滑走場みたいですね。


講義が全て終わり、帰り道の下り坂での一枚。

この坂は、自転車通学者にとって最大のネックになっているみたいです。
でも、僕はこの坂道が大好きです。
たぶん、今のところ、いやずっと函館で一番好きな場所だと思います。
カーブを曲がると目の前に津軽海峡とそれを二つに分ける函館の街と函館山がぶわーっとひらけるんです。晴れている日には、海や建物の屋根がキラキラひかり、街のエネルギーと自然のエネルギーを得られる感じがしますよ。
海無し県の栃木出身の僕の目には、ひときは美しく映りました。



茄子とアサリのトマトソーススパゲッティ。
今日の晩飯でした。
ひとり暮らしをはじめて料理もするようになったのですが、最近その楽しさを実感しています。
これを作るためにホールトマトやらエクストラバージンオリーブオイル、バジル、鷹の爪をわざわざ買ってきました。
料理は実家にいたころからほとんど(いや全くだな)やったことがありませんでしたが、ひとり暮らしという状況下ではうまいものを食うもまずいものを食うも自分次第なのです。
だから、少しでもうまいものを安く食いたい。
最近はニコ動で作り方を学べるし。
そんな理由からこの生活をはじめて以来、夕飯は自炊しています。
何点か改善すべきところはありましたが、味はとても良かったです。


こんな感じで新生活がスタートしています。
当初の予想よりなんとかなっているのが、人間の追いつめられたときの力ってやつですかね。

2009年4月18日土曜日

Stand Alone Compartment 〜孤立した部屋で〜

前回の記事から早いもので今日で2週間が経ちます。
こんばんは。rarioです。お久しぶりです。

この2週間、慣れない土地で入学やひとり暮らしなど初めてのことがたくさんありました。
様々なことが次々とはじまり、2週間前の日々がもう遥か昔のことのようです。
高校までと違う大学の講義の選択やパソコンの設定、新たな級友や、聞き慣れない言葉のアクセント(笑)
私生活では、料理や洗濯などの家事、テレビ・ネットの無い生活…。

でも、大変なことばかりではありません。時には今まで気づかなかったすばらしいものを見つけたりします。
例えば、料理の面白さや、大学への坂道から見える美しい風景…。


環境が変わればおのずと自分も変わってゆくものです。
ひとり暮らしをはじめて1週間は静かすぎる生活に耐えられませんでしたが、2週間経つとそれにも慣れて空いた時間は先のことをじっくり考えられるようになりました。(と言っても大概メシの心配事をしている)
いままでほとんどやったことが無かった料理や洗濯が、なんとなく自然にできるようになっていたり、何かと前より行動的になったり。
最近、自分の成長を実感しています。


そして今日から再びネットに復帰します。
今まで相当依存していたネットですが、2週間できないと(大学ではできるが)その状況に慣れてしまうようです。
今日ネットが繋がったことは非常にうれしいですが、ネットが使えなくなる以前に想像していたほどのうれしさは感じませんでした。

むしろ、無くて発狂しそうになったのはテレビでした。
ネットと違い、テレビはつけているだけで情報が受動的に手に入るツールです。
暇だからテレビ、と言うこともできません。
くだらない若手芸人のネタにイラつくことも、もうできないのです。
ニュースも見ることができません。ちなみにテポドン2の発射も知りませんでした
外界から情報的に孤立した空間での生活は、思っていたよりも支障がありそうです。

この生活はまだはじまったばかり。
これから先は、今まで以上に新しいことがあると思います。
それらを乗り越えられるか分かりませんが、前向きに捉えて頑張っていきたいと思います。

2009年4月4日土曜日

輪行袋の渡り鳥

前回の記事で紹介したオーストリッチのリアエンドガードはこの輪行袋には不必要でした…。
1500円損した気分です。

で、前回の記事通り、今日は輪行で新天地(函館)に移りました!!
前々日にあらかじめ輪行袋に自転車をつめておいたので時間的な余裕は十分にありました。
今日はおおよそ以下のような行程で函館に移りました。
宮バスで雀宮駅へ
雀宮駅から宇都宮駅へ
新幹線で仙台へ
新幹線を乗り換えて八戸へ
八戸から特急白鳥で函館へ
路面電車で輪行してホテルへ

写真を撮ったので順を追って説明したいと思います。

<<バスの写真>>
早速写真撮り忘れました…。
結論から言うとバスは輪行に不向きですね。入り口が狭く階段でカーブしているので出し入れが非常にしにくいのと走行中安定して自転車を設置できる場所がありません。今日は自分たち以外には乗客がいなかったので客席の足下に置かせてもらいました。
ちなみにバスに乗る前に輪行袋のひもがほどけて自転車が地面に激突しました。袋の強度は十分ですがひもの扱いは十分注意が必要です。階段でほどけたら死亡事故に繋がりかねません。

駅に着くと今度は自動改札機が狭いので通れないので駅員さんがいる広い改札からホームに。
ホームに入ると周りの人がチラチラと視線を送ってきます(笑)
普通の電車は間口が広いので出し入れが非常にしやすいです。段差がないのも良いですね。
走行中は安定して設置できる場所がないので自分は立ってつり革につかまり、自転車を押さえます。朝なので通勤通学の人の邪魔にならないように。


新幹線で仙台へ。八戸行きの「はやて」は東京発ですが宇都宮には止まらないので宇都宮で「やまびこ」に乗ります。仙台で「はやて」に乗り換えます。
仙台の街はとても整備されていて様々な高層ビルが建ち並び、これから自分が向かう場所との違いを実感しました(笑)
ヨドバシカメラがあるとないとでは大分違うんです。僕の場合。


はやての車内にはこのように大きな荷物を置くスペースがあります。よく車両の最後部座席の後ろに置くことを薦めるサイトが多いですが、こちらの方に収まるのであれば出し入れやリクライニングの心配をすることなく設置できますね。少しはみ出てますが、新幹線は設計に余裕があるので問題なく通行できます。


八戸に着いたら「特別特急白鳥」に乗り換えます。トンネルを走る電車です。
特急白鳥は古い車両の白鳥と新しい車両のスーパー白鳥があり、前者は時々車内アナウンスが接触不良で流れなかったり車掌さんが天井をあけて修理したりしながら運用しています(笑)おそらく何十年も走っているのでしょう。設計もあまり余裕がなく、大きな荷物を置く場所もほとんど用意されていません。これは、JRで輪行が認められたのが1999年の1月がらで、昔はこんな大荷物を電車に乗せることは想定されていなかったのでしょう。
また、青森駅で進行方向を変えるのに伴い、座席もくるっと180°回転させるので座席の後ろに置くことは非常に迷惑になります。
この場合、車掌さんの指示を仰ぐのが適当で、白鳥の場合4号車にのみ大型の荷物を置くスペースがあることを教えて頂きました。1号車の座席だったのでまるまる3号車分自転車を担いで歩きました。扉を開けたときの乗客の反応といったらもう…

Σ(゜Д゜;)


白鳥の車窓から。
青森周辺で撮影しました。まだがあるんですねー。でも、北に行くに連れて雪はなくなりましたよ。

<<路面電車の写真>>
また撮り忘れた。
函館は市内に路面電車が走っているので今回はそれを利用。
路面電車は案外間口が広く、フラットな構造なので乗り降りには苦労しませんでした。
でも、駅に入ってくるときの運転手さんの視線は僕の手元の黒い大きな袋に一点集中していた…。


ホテルに着いたので部屋の窓からパシャリ。
正面に見えるタワーはロボットに変形して地球をイカール星人から守ったりしますw
参考動画↓
五稜郭タワーからは五稜郭のきれいは星形を見る事ができますよ。是非函館に来てください。


夜になり、同じアングルでもう一枚パシャリ。
五稜郭タワーがーきれいです。
函館山からの夜景は世界的にも有名ですが、僕がこれから通う学校は「裏夜景」スポットとしてパンフレットなどに載っていたりします。機会があればそちらもアップしたいと思います。

もうすぐ入学式。
環境ががらりとかわり、慣れないことも多いと思いますがルーキーとしてがんばっていきたいと思います。