2009年12月5日土曜日

空きNASは嫁に食わすな

なんだかんだでもう12月。
今年はいろいろなことがあったけど、過ぎてみるとあっという間だなぁ…

過ぎた時間は戻せない。
でも、間違って重要なファイルを消しちゃったり、パソコンが壊れてしまったとき、過去を取り戻す方法は本当にないのでしょうか?


大丈夫。MacにはTime Machineがある。


ただし、外付けHDDがあれば、だけど。



で、無いので買ってみました。
バッファロー、外付けHDD、1.5TB。

箱が白いのはコストを減らして価格を下げるためだそうです。
中身もHDD本体とACアダプター、USBケーブル、簡単な取扱説明書しか入っていません。

また、梱包材は紙製で環境にも配慮されている模様です。


そして、同時にこれも買ってみました。
バッファロー、エアステーション、エヌフィニティ(?)ハイパワーギガ。
こちらは今まで使っていたエアステーションに代わる次世代機として購入しました。
そして、このエアステーションにはUSBの外付けHDDをNAS(ネットワークで共有できるハードディスク)化する機能が搭載されています。

この機種はMacにも対応していることを謳っており、マニュアルもMac版とWindows版の二種類が付属しています。
しかし、バッファローの得意とする簡単無線設定用のソフトAOSSがMac OS X 10.5 Leopardまでしか対応していません。
この対応の遅さのせいで、結局今までどおり手動で設定することになりました。
3ヶ月も前に発売されたOSに未だに対応していないなんて、メーカーとして致命的だと思います。


さて、この2機によって作られたNASをTime Machineで使うには少々面倒なようで、こちらの記事を参考にさせて頂きました。
試行錯誤の末、なんとかNASとして使えるようになりました。


今回は1.5TB中、320GBをバックアップ用のパーティションにし、残りはメディアサーバーとして使うことにしました。
このNASのすごいのは、HDDをメディアサーバーとしてPS3などに認識させる機能があり、大容量のデータストレージを簡単に構築できるところです。
また、電源管理機能も搭載されていて、バッファロー同士の組み合わせなら使わないときはディスクの回転を止めて消費電力を大幅に押さえる事ができます。

ただし、PS3に映像をストリーミングする際はけっこう待たされたり、コマ落ちしたりします。
これはおそらくPS3がIEEE802.11nに対応していないためだと思います。
この点は有線LANで接続して解決可能なのでおいおいケーブルでも買ってこようと思います。


設定変更するたびに数十秒待たされたり、対応しているHDDのフォーマットがFAT(4GBの壁)とXFS(Linuxなどで主に使われているそうです)のみだったりと不便な点はいくつかありますが、概ね満足しています。
これでしばらくはストレージが足りなくなる心配はなさそうです。

2 件のコメント:

  1. まずはタイトルに座布団一枚っ!w

    USB接続HDDでNASを実現できるエアステが出ていたんですね,知りませんでした。
    1.5TBとか、どんだけ大容量なのかと・・・
    とはいっても安くなりましたよね。
    SSDの時代になりつつ有りますが,価格と容量のアドバンテージはHDDに勝つ事は無いでしょう。

    パッケージも潔くて良い感じですね。


    家ではPS3とWMP11のDLNAクライアントや、PCのネットワーク共有はしていますが、母艦であるデスク機の電源を常に入れておかないといけないのが難点なんですよね。
    NASの使い勝手は如何でしょうか?

    PS3のコマ落ちは自分でもありました。
    1階と2階の物理的な距離かと思ったのですが,1階で使っている有線接続のPS3でもコマ落ちしていたり・・・w
    PCの内蔵HDD経由だとダメなのかもしれませんね。

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  2. 使い勝手はなかなか良いですよ。
    ただし、11nを使ってアップロードしているにもかかわらず最大実効速度が3.3MB/sってのはちと遅すぎやしないか、とも思います。
    十数GBのフォルダをアップしたときは2時間くらいかかりましたよ。

    コマ落ちは単に転送速度のせいだと思います。
    PS3が対応している11gではせいぜい2.5MB/sってところでしょう。
    有線接続(ギガビット)ならおそらくUSBよりも早く転送できるのでコマ落ちは無くなると思います。

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